深夜の電話。
電話をかけなくなったのは私が理由じゃなくて、他にかける人がいるからじゃないの?と聞いてみた。見事にすっとぼけられた。少しぐらいは動揺するかと思ったのに、当たり前のように嘘をつかれて、なんだかこれまでのことが一気に馬鹿らしく思えた。
私は今まで彼のなにを見ていたんだろう。